「優れた結果は、優れたプロセスの産物である。」
「その優れたプロセスは、P計画・D実行・C評価・A改善を廻し続けることによって磨かれ、醸成される。
「行動計画はPDCA×5W2Hで策定」
株式会社CMDのニュース・コラム
新築の時代から維持メンテナンスの時代へ
建築業界のこれからは、新築の時代から、維持保全、建替えの時代です。戦後に新築された建物が、老朽化し、維持保全、建替えの技術が求められる時代になってきています。中でも分譲マンションにあっては、所有と管理の形態が特殊であり、物件によっての特性もあり、より総合的なマネジメントが求められる新しい領域の建築プロジェクトであります。
今後、分譲マンションの大規模改修、そしてその先の建替え工事が、社会的課題・ニーズとして高まり、業界内でも大きな事業として注目されるようになるでしょう。
建築は設計、見積り、購買、施工4つの連携共同作業
建築は規模の大小、新築、増改築、修繕、リフォームの工事種別を問わず、どのような工事にしても、設計、見積り、購買、施工という4つの機能の連携共同作業であり、プロジェクト特性によって、その機能のウエートが異なるだけであります。
それだけに、その4つの機能を調整するﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ機能が求められるようになってきたのであります。しかしながら、技術進歩のスピードは速く、分業化が進む中、部門横断型の人材育成が企業内でも取り組みが遅れ、全体を見れる人材が不足しているのが現状です。
その4つの機能を、一貫してマネジメントできる人材は多く育っていません。
建築プロジェクト成功の為の第一要件は、よいPRによる、よいPMrの選任
よいPR（プロジェクトリーダー）×よいPMr（プロジェクトマネージャー）
よいPRとは発注者のことであり、目的、目標をはじめ、企画原案を興すのも、その後の全てを判断、決定するのは発注者であり、よいPRの重要性は論を待ちません。
よいPRの建築プロジェクトにおける役割として、企画原案の次に重要な仕事が、よいPMrの選任です。
大型客船に船長が居るように、乗船しているお客様を満足させ、所定の時間に、所定の場所へ到着し、楽しい船旅を提供していくことは、船長の責任なのです。